2014年9月24日水曜日

米軍空爆 F22の初実戦

F22 ラプター
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「イスラム国」に対するアメリカ軍の空爆が始まった。私が注目したのは、F22が初投入されたことだ。F22は、凄いステルス戦闘機である。日本でも次期戦闘機として配備されるF35などより、はるかに凄い性能をもっている。米軍は、たとえ友好国・日本でも配備することをゆるさなかった。そのF22がついに実戦を経験したわけだ。

毎日新聞の夕刊によると、まずトマホークで、爆発物製造工場などの拠点に47発。第二波で、中東の基地(おそらくは、トルコの基地からだろう)から、F22が投入され、イスラム国の本部や訓練場、戦闘車両などを空爆したという。F15やB1などと共に作戦に参加したようだが、おそらくはF22が先駆するカタチで最初に乗り込んだと思われる。F22は、敵のレーダーにはほとんど捉えられないからだ。その後、第三波でペルシャ湾の空母から、海軍機のF18が、中東の諸国からF16が空爆したという。うーん。完璧な作戦である。

ついにF22の凄い能力のベールが脱がされたわけだが、まだ詳細はわからない。だが、イスラム国だけでなく、ロシア、中国、北朝鮮などへの強烈な軍事的アピールとなると思われる。この辺、世界の警察を降りたとはいえ、中東諸国を空爆に参加させつつ、その力の誇示をはかるところなど、アメリカという国の凄みを感じさせるわけだ。

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