今は亡きダイアナ紀の対人地雷除去視察 http://www2.odn.ne.jp/~ cba31680/act28.html |
…対人地雷は、アフリカをはじめ、多くの被害を出している悪意の兵器だ。殺すより障害を残し、敵に被害を残す人道的に最も許されない兵器だ。戦闘員よりも、子供や農民に最も被害者が多い。除去には、莫大な労力と時間が必要である。CMCなど、カンボジアで頑張っている日本のNGOもある。
一方同じ朝刊の社会面で、中村哲さん(ペシャワール会現地代表)が、集団的自衛権行使の問題について、海外の紛争地で活動するNGOの対場から批判していた。ペシャワール会は、アフガンで医療活動や灌漑事業に関わっているが、対人地雷除去はしていないようだが、いずれにせよ、アフガンでは、日本人は「武力行使をしない国」故、特別扱いされているのだという。中村氏自身武装集団やタリバンに拘束されたことがあるが、日本人だとわかるとすぐ釈放されたという。
中村哲さんは「これまでの日本の国際貢献に感謝している人はたくさんいる。ODAやNGO活動で協力していくべきだ。日本はそれをできる数少ない国だ。」とし、今回の集団的自衛権の「駆け付け警護」に警鐘を鳴らしている。
…私も、そう思う。首相のいう「フツーの国」になる必要はない。戦争をしない国。平和を愛する国。特別な国であるべきだ。今回の集団的自衛権の問題は、世論がかなり反対している。国是ともいえる「平和国家」を変えるのならば、総選挙や憲法改正の発議、国民投票に問うのがスジだろう。姑息な手段で「国是」を変更していけない。
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