IGFCのシステム図 http://www.jcoal.or.jp/coaldb/shiryo/other/2_2B4.pdf |
IGCCという発電方法は、まず石炭を蒸し焼きにして生じたガスを燃やしタービンを回し発電。さらにその排熱で蒸気を発生させ、再発電するのだという。これまでの石炭を単に燃やし、蒸気タービンを回して発電する方法より、46~48%も効率が良いらしい。これは、LNG(天然ガス)をしのぐ効率だという。凄い技術だ。もちろんプラントの建設コストは高くつくが、この方式が一般化すれば、かなりコストは下がるようだ。
さらに、IGFCという発電方法は、石炭のガス化の際発生する水素を使い、酸素と電気化学的に反応させ、発電するという燃料電池で電気をつくるのだという。さらに効率がアップするわけだ。一方、CO2を地下に溜め込む技術も進んでいるようだ。
…原発再稼動が、かなりの問題を含んでいる中、人間の英知を感る朗報だと思った次第。
0 件のコメント:
コメントを投稿