2014年6月7日土曜日

柔道部女子IH予選’14

2回戦 中堅R君の勝利の判定
今年の柔道部のIH予選、まず女子の団体戦である。今週と来週、女子・団体/個人、男子・団体/個人と続いていく。昨日の放課後、久しぶりに道場を覗きに行ったら、ちょうど女子が稽古を終えて明日に備えるというトコロだった。R君から「先生、明日は10時から開会式です。」とのこと。今回は、大阪市中央体育館の柔道場が予選会場。前任校の体育祭の会場なので旧知だ。

今年のメンバーは全員3年生。良く知っているメンバーだけに、よけい応援に力が入る。彼女らは体重別では、これまで良い結果を残している。ところが、団体戦は体重制限がないので、重量級の多い私学が優位だ。

女子の団体戦は、3人制なので、1回戦は2-0で危なげなく勝利した。うんうん。ところが、2回戦。先鋒のI君が負けてしまった。最後まで、凄い気合で頑張っていたのだが…。中堅のR君が、それを取り返す。いいぞぉ。大将勝負となった。H君も凄い気合でいい勝負をしていた。しかしながら、試合終了直前に一瞬の隙をつかれ一本負けしてしまったのだ。やはり、身体能力の差のようだ。いつもは厳しい指導をされている顧問のS先生も、「あれは仕方ないです。3人ともよく頑張ってくれました。」と一言。「明日の個人戦、頑張れよぉ。」と、激励して、体育館を後にしたのだった。

柔道部は、毎朝、中庭で柱にチューブを巻いて、打ち込みの練習をしている。稽古も、寝技をいやというほどやってから、やっと立ち技。毎晩、遅くまで稽古をしている。それを知っているだけに、彼女たちの無念さが伝わる。だが、泣いてばかりでは明日はない。今日の悔しさ、これまでの鍛錬を明日に活かして欲しいと願うばかりである。

追記(9日):R君が、個人戦でインターハイ出場を勝ち取った。やったなあ。1年前は団体戦で負けてS先生に、こっぴどくしかられていた。修学旅行の時も夜にS先生と打ち込みの稽古していた。この1年で、ずいぶんと強くなったのだと思う。いやあ、嬉しい。

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