2010年6月16日水曜日

日頃の行いと”ブルーのシャツ”


 本校生とU校生徒の日頃の行いが良いのだろうか。U校の京都観光は、一滴の雨も降らずに無事終了した。午後からは、晴天となり暑いくらいであった。メデタシ!メデタシ!である。本日の付き添いはF教頭先生と私とU校のB先生である。生徒は本校・U校11名ずつ計25名の団体で、ちょっと小さめの観光バスで長堀通から出発した。雲が立ち込める”あいにく…”といった天候だったが、すでに生徒はガンガンに盛り上がっていた。
 高速道路に入ってから、出発前に国際交流部のY先生が言った「日頃の行いが良いので今日は雨が降っていいない」という言葉についてサバイバルイングリッシュで話す。日本の仏教的発想は、実は根底に私=宇宙(コスモスと表現した)、宇宙=私というアイデアを持っている。これはインドから来たアイデアである。仏教とは、ブッダが説いた教えという意味と、ブッダになるための教えという意味がある。では、ブッダとは何か?ブッダは宇宙の法を悟った人間である…などとかなり哲学的な話をした。U校生徒も一生懸命聞いてくれた。てなわけで、三十三間堂に到着である。私の話がきいたのか、(笑)やっぱり世界遺産の1000体の菩薩像が凄いのか、みんな真剣に見学…である。

 さらに清水寺へ。舞台で記念撮影。<今日の上の画像参照>どっかのTVクルーにインタビューされたり、<画僧参照>真っ暗な穴に入ったり、石の間に入ったり、金属の棒を持ち上げたり(B先生が一番気合いが入っていた。)、滝の水を飲んだりといろんな体験をした。さて、坂を下りて、食事やお土産を見ながら、八坂神社まで自由行動。もちろんホストの本校性はU校生が迷わないように責任をもたせた。無事全員集合したところで、金閣寺へ。

 金閣寺は、まさに青空のもと、やっぱり見事に美しい。実は私は京都で学生時代下宿していたのだが、52歳になって初めて本物の金閣寺を見た。(笑)バスの出発まで少し時間をとった。抹茶味のソフトクリームが、U校生に受けていた。帰りの高速も混むこともなく、最新式のカラオケを楽しんだ。U校生が日本語の歌を歌うのにびっくりした。エグなんとかの曲や、嵐?”となりのトトロ”やエヴァンゲリオンの歌も飛び出した。B先生も、”なだそうそう”やビートルズを生徒と熱唱である。<画像参照>いやあ、楽しかったデス。

 今日は、B先生はブルーのU校ロゴのポロシャツ姿であった。私もそれに合わせてU校のロゴの入った同じブルーのTシャツ姿で付き添った。2人とも良く目立つ。迷わず八坂神社で集合できたのは、その”ブルーとU校のロゴ”のおかげかもしれない。

2 件のコメント:

  1. 久々のコメントです。
    金閣寺良いですね。私も三島由紀夫の『金閣寺』は読んだのに本物の金閣寺は見たことがありません。想像以上に感動が無かったら悲しいのであえて避けているのかもしれません。

    http://xdl.jp/diary/私の師匠の一人がブログでコートジボワールのドルグバについて触れていました。興味深いと思ったので紹介しておきます。

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  2.  金閣寺は一点豪華主義でした。私は、入場券を買いに走り、
    みんなにパンフをもらいに行ったのですが、そのおっさんがめちゃくちゃ横柄な態度で、あまり良い印象はありません。哲平さんの想像以上の感動はありませんでした。まあ、京都の観光寺院はそんなもんです。ただし、生徒は喜んでいたので、それで良しです。

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