2010年6月15日火曜日

直木三十五の秘密


アーバンデール高校の生徒の世話をしながら、今日はもうひとつ重要な仕事があった。空堀かるた絵の製作委員会である。放課後、このプロジェクトの市役所の担当者と地元の協議会会長さんが本校にこられ、我が美術部の様々な質問に答えていただたのである。今回の「空堀かるた」は、様々な地名が出てきて、生徒たちは美術講師のT先生と共に、フィールドワークを重ねてきた。それでもわからない地名や言葉もあったので、会長にご足労いただいたというわけだ。

 直木三十五は、この空堀が生んだ作家である。彼は年齢に従って名前を変えていたらしい。直木三十、直木三十一というふうにである。友人にええかげんにせいと言われて三十五で落ち着いたとか…。面白い話も聞けた。私はほとんどT先生におんぶに抱っこであるので、出来るだけ黙っていたが、ふと第三者的に本校生(我が美術部だが…)を見ていて、ああいい高校生だなと思ってしまった。

 昨日は1日中修羅場で、そのうえカメルーン戦を最後まで見ていたし、かなり疲れている。明日は京都へアーバンデールのみんなを連れていく。天候は良くないようだが、素晴らしい思い出の1日にしたい。 

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