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受験の日本史は、とにかくどんどん進まねば範囲を終えれない。模試に合わせて進めねばならないし、とにかく覚えなければならない事が多すぎる。私は担当したことがないけれど、そのご苦労がよくわかる。効率的に進めなければならないので、歴史の面白さは二次的な要素になる。社会科は興味をもたせれば勝ちと考えている私には絶対務まらない。(笑)ちなみに受験の世界史も同様である。
今日は他のクラスで、佐久間象山の話から、蘭学が医学から海防に伴う実学に変化したこと、その中心にいた象山の弟子の吉田松陰の話に移って、長州という藩は、関ヶ原以来正月の挨拶は、倒幕をするや否やで始まること。元毛利藩だった家来が農民となって長州に着いてきた歴史、彼らが奇兵隊のベースになったことなども話した。象山関連で勝海舟の江戸無血開城にいたる逸話も語った。
倫理の授業の比率から見れば、世界史選択者のほうがはるかに授業がわかりやすいのだが、日本思想史の今回は日本史選択者が圧倒的優位である。(笑)明日は、今日と同じ話をする予定。授業後、日本史選択者がまた「謎が解けました。」と言ってくることを期待して頑張ろうと思う。
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