https://www.asahibeer-oyamazaki.com/ |
大山崎というと、サントリーが連想されるのだが、この美術館はアサヒビールの所有。名前の通り、山の上にある。かなりの坂道を登る。毎日登っている学園の坂よりきつかった。
黒田辰秋師は、木工芸の世界で人間国宝だった人だ。ポスターにあるように貝を使った「螺鈿」が素晴らしい。その製法については、K君によく聞いているので、膨大な手間がかかる。漆の技法も同様である。シンプルな茶器などは、K君が自宅でつくっていたのと全く同じデザインであった。(当然K君が模倣したにちがいない。)夫婦で懐かしがった。この美術館は、木津川、宇治川、桂川が合流し、淀川となる地点の北側にある。バルコニーからその様子が眺められる。風光明媚な位置にある。同時に、阪急、JR、京阪、そして新幹線が走っている。季節がもう少しよければと思う。
ありがたいことに、美術館に入る前にレストハウスがあり、無料のロッカーがあった。重い「哲学事典」を持って展覧会を見ずに済んだのだった。(笑)
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