せっかくなので、少し調べてみたが、WWⅡの時代、ナチスの過酷な取り調べを受け、老齢ゆえにそれがもとで死去している。ちなみに、彼はフリーメイソンのメンバーで、パリで入会後、プラハの支部創設にも尽力したことがわかる彼によるデザインのメダルの展示もあったのには驚いた。
その後、東広場でLEGOでつくられた京都駅を見に、反対の東の広場へ。八条口から入ることが多いので、これまであまり興味はなかったのだが、京都駅はかなり複雑な建築物であることが垣間見えた。その後、京都駅から地下鉄で”京都文化博物館”へ。何回も来ているが、ずいぶん久しぶりである。ここでは、「知の大冒険ー東洋文庫 名品の煌めき」という学術的な特別展が行われていた。あと少しで京都に文化庁が移転してくるので、館内にはそういうWELCOMEの装飾がなされていた。
この「知の大冒険」むちゃくちゃ良かったのだ。やはり本物を見るという経験は貴重である。今回見させてもらった本物の主たるものを挙げると次のようになる。ハンムラビ法典、ヒエログラフ辞典、チベット大蔵経、三国志演義、史記、殿試策、リグ・ヴェーダ、ラーマーヤナ、ハディース、東方見聞録、ロビンソークルーソー漂流記、魏志倭人伝(二十一史 三国志 魏史 烏丸鮮卑東夷伝)、論語集解、万葉集、天正遣欧使節記、重訂解体新書…。
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