その後、JR高槻駅方面に歩いた。本日のもうひとつのイベントのためであるが、途中古本屋の前を通った。私は、そこに平凡社の「哲学事典」があることに気づいた。古そうなのでいくらくらいだろうかと興味本位で入ってみた。背には「奥付欠けとあり、2100とも300とも取れる漢数字が書かれていた。(画像参照)店主のおじいさんに聞いてみた。「これはいくらですか?」すると過去に2000円と記したメモが挟まっていた。私は、「もし300円なら買いますよ。」と言った。おそらく、この客を逃したら、この本は永遠に売れまいと、店主は直感したようだ。結局、「うん、300円でいいですよ。」ということになったので3コインで定価4800円(奥付がないので発行された年月日はわからない)の事典をゲットしたのだった。瓢箪からコマというか、遠足の途中で、無茶苦茶重い「哲学事典」を持って歩くことになったのだった。(笑)
2023年3月4日土曜日
路線バスで高槻市へ
妻が6月に高槻市で行われる「狂言」のチケット予約ができたと喜んでいた。面白そうなので、もちろん私も行くのだが、事前に場所を確認する目的もあって、最寄り駅から京阪枚方市駅、さらに阪急高槻駅へと路線バスを乗り継いでチケットの料金を支払いに行ってきた。本年度の2年生の授業も昨日で終了(試験前だし、かなり盛り上がった。笑)したし、学年末考査も印刷して収めてきた。今日は、少しリラックスして遠足気分で行ってきたのだ。公演が行われるのは、高槻城公園の近くである。私は近代以前の日本史に関してはあまり関心がないのだが、高山右近の名前くらいは知っていた。調べてみると、織田から豊臣といった時代のキリシタン大名で、一時期高槻城主だったようだ。最終的に禁令が出て、すべてを捨てマニラに渡航、そこで病没している。ゆかりのマニラの教会を模したカトリック教会と高山右近の像が公演会場の側に立っていた。まさしく遠足の趣である。
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