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まずは、キリスト教世界が神定法ではなく、自然法という神の設計図を設定していることを伝えたい。ユダヤ教とキリスト教の関係性について、このユダヤ教の律法が神定法で、キリスト教がこれを否定している故に、神の設計図をなくし、人定法ではあるが、普遍的な意味で自然法を得るという問題は極めて重要である。と、言いつつ、ロックやルソー、もっといえば近代哲学は神の存在の上に成り立っているので、こういう感覚を優秀な生徒たちに伝えるべきだと思うのだ。
ちなみに、ホッブズは神の存在を無視して、自然状態を設定している。しかも当時の絶対主義的な時代において、自然権を平等なものとしている。ピューリタン革命時のイギリスにおいて、これはピューリタンにとっても王党派にとっても危険思想であったわけだ。この辺は実に面白い。
さて、ホッブズ問題については、すでに2019年4月27日にエントリーしている。ホッブズ問題とは、ホッブズが提起した問題ではなく、アメリカの社会学者・パーソンズが「社会秩序はいかにして可能か」という問題について命名したものである。
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