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井上陽水の曲に「なぜか上海」という難解な歌詞の曲がある。陽水の詩の世界は、独特な難解さがあるものが多い。この曲を聞きながら今日エントリーするのは、今の上海の悲惨な話である。
私が上海を訪れたのは、かなり以前のことになる。どちらかというと無錫や南京に行く玄関口的な場所というイメージで、まだ摩天楼のようなビル群はなく、旧租界の外灘から黄浦江を眺めたくらいしか覚えていない。ただただ、高杉晋作が訪れた上海であり、四人組が文革を始めた地である上海、といった内面的な意義だけを噛み締めていたような気がする。
その上海がロックダウンで大変なことになっている。以前からYou Tubeなどで、恐ろしい情報が流れていたのだが、最近やっと日本のマスコミも報道しているようだ。初めて、その情報が入った時、恐れおののいたが、全く信じられない話だった。
マレーシアでも一時期KLなどでロックダウンが行われたが、当然食料や医薬品などを購入できるようなシステムになっていた。ところが、中国共産党のロックダウンは、そういった生存に関わるような配慮が全くない。それを悲観しての行動が相次いでいるようだ。これは中世の話ではない。2022年今現在の話である。
このようなことが行われていていいのだろうか。ウクライナの戦争報道で目立たないが、私は少し海を隔てた上海で起こっているこの事実を日本人はもっと知るべきであると思う。以前書いたが、特に親中派の政治家は、この事実をどう捉えるのか、知りたい。このような非人間的な政策をうてる中国共産党という存在をどう捉えているのか聴きたい。
♪海を超えたら上海 どんな未来も楽しんでおくれ 海の向こうは上海
♪長い汽笛がとぎれないうちに 海を超えたら上海 君の明日が終わらないうちに
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