https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-59662347 |
西安でのロックダウンは、人民に餓死を強要するような激しさであるし、天津も酷い。東北部ではこの厳冬期に停電を強行している。破綻寸前の不動産産業と関連企業や、IT産業、教育産業での大量失業者も凄い数になっている。隣国同様、経済破綻一歩手前の可能性も高い。日本企業の脱出もここにきて本格化している。
中国は、鄧小平時代以降大きく変化してきた。江沢民時代の共産党は自己資産の拡大に目を向けていて好きではないが、少なくとも経世在民の大儀はまだあったように見えるが、現政権は経世在民を捨てたような残酷さである。
私は、昔々中国に行った時、ホテルでバイキング風の朝食を取り、パンは2種類、飲み物もミルクとオレンジジュースだけだったし、フルーツは土のついたみかんだけであったが、豊かになったものだと感心した。少なくともカタチだけはバイキングにしていたからだ。日中友好は続けるべきだと考えていた。古代より中国が歴史的に日本に与えた影響、近代において日本が中国に与えた影響、それを鑑みるに日中友好は当然の帰結だと思っていた。
しかし、中国は変わってしまった。中国共産党独裁政府は、経世在民も、義も全て捨て去り、中華思想、大国意識、拝金主義の三毒に侵されている。他国の技術を盗み、中国の国益だけを強要するエゴイズム。今もなお、中国共産党の工作によって親中国を標榜している人々に問いたい。この中国の変化をあなたは許すのですか?…と。
ウィグルの人々、チベットの人々、内モンゴルの人々への迫害は酷い。特にウィグルの人々の扱いはナチス同様である。ジェノサイドであると結論付けてもおかしくない。最近はブータンにまで手を伸ばし、東南アジアの水源を独占しようとしている。なおかつ自国民に対しても酷い扱いだ。このような政権をいつまでも野放しにしてよいものだろうか。正直、そういう感想を持つ。
歴史を学んでいると、暴動が起こるのは必然。おそらく各地で起こっているのではないだろうか。もちろん、そんなニュースは一切親中国の日本のマスコミには流れない。しかし、人民は追いつめられると命を懸けてでも反抗する。それが歴史から学ぶ事実だ。
あえて、この事実に声をあげたい。黙して語らずは、日中友好を標榜してきた私にとって卑怯な行為に思える。
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