2021年12月1日水曜日

2021 流行語大賞 考

https://www.sankei.com/article/20210406-2UINAOXVZBJETHGZQPFGQP67DY/
現代用語の基礎知識主催の今年の流行語大賞は、「リアル二刀流」「ショータイム」の大谷翔平投手がらみの言葉が選ばれた。実に良い選択だと思う。

今年は、アメリカの大統領選挙をめぐる何とも不可思議で理不尽な、裏に何かがあるような始まり方だった。SNSやYouTubeでは、日々様々な制約が課されていった。トランプという人名が使えなくなり、寅さんになった。リンウッドさんは鈴木さんになった。それ以後も、コロナ禍系、特にワクチン批判でも制限がつき、最近ではKK問題もそうだ。言論の自由がなし崩しになっていった年だった。これは、ヘイトなどの公共の福祉の概念を逸脱した権力的な匂いがプンプンする規制だ。

そんな暗い世相を明るくしたのは、コロナがらみ、さらに隣国の不愉快な騒動ばかりが目についた東京オリンピックではなく、ただただ大谷翔平投手だったことは間違いない。審査員の方々は、その辺の国民感情をくみ取ったのではないだろうか。

改めて、大谷翔平投手に感謝したい。

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