わが教室の後ろの黒板に、EJUまでのカウントダウンが…(10月11日撮影) |
オリジナルの問題(10月17日付ブログ参照)も、もうひとつ追加して、4種類作った。こっちのほうがはるかに難しいらしい。(笑)
昨年との大きな違いは、宿題ではなく授業時間を使っていること。これは、時間的余裕があることと、年度初めに「下位の学生の点数アップ」という命題を与えられているからだ。私は、上位の学生を延ばすことは得意だが、特に昨年は下位の学生にまで手が届かなかった。という昨年の反省からきている。日本語だけでも宿題が多いので、総合科目は授業内で完結してあげるのも必要かと思う。(但し、土曜日補習の難解模試は希望者なので宿題にしている。)各人の点数(38問中の正解数)は、特に記録していないが、一度集めて一瞥している。よって、今年は各人のだいたいの正解率は掌握している。(昨年・一昨年は、人間は自由の刑に処せられている、というスタンスだったので、全く見ていない。これが下位学生の掌握を怠ることになり、失敗の源だった。)
さて、いよいよあと2週間である。もういちど基礎中の基礎を固めようと思う。先週、地理38問、歴史38問のオリジナル問題を作った。(EJUは全38問)地理の最初の問題は、時差は経度何度で1時間か?という四択問題(EJU方式)である。そう、基礎中の基礎を固めるのである。歴史なら市民革命(ピューリタン・名誉・アメリカ独立・フランス各革命)の順番を問うものから始める。全問正解を目差して、難度もやってほしいものだ。もちろん、公民分野の続編は明日・明後日に作成する。そして、最後に今年の6月の過去問でしめるつもりである。
実はEJUの問題は、毎回何種類かあるようだ。マレーシア会場は日本とは時差が1時間。問題も回収されるが、世界中で全く同じというわけにはいかないかららしい。公式な問題集はそのうちの1種類でしかない。昨年、そのことを知らなかった私は、F38の学生から、全く違う問題でしたと言われて、ぶっこけたのだった。(笑)さて、今回はどうなのだろうかと楽しみにしている次第。
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