https://ameblo.jp/vimbi/ entry-11330291004.html |
調べてみると、ドイツに運ばれてくるコーヒーは、ブラジル産が多いらしい。イギリスとオランダが最初は植民地プランテーションで市場を抑えていたのだが、やがてブラジルのコーヒー生産が、英欄植民地を凌駕し、ドイツがその販売ルートを得たという歴史があるそうだ。自由貿易港としての歴史をもつハンブルグがヘゲモニーを握り、さらにドイツの焙煎の技術革新が、国内のみならず、さらにヨーロッパ中に販路を広げたらしい。コーヒーハウスのドイツ版/カフェ・ゲゼルシャフトが生まれ、労働者階級にも広がっていく。ドイツの国内消費量は世界第7位だとか。
http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/vol_11/pdf/JHP_11_2014_1-16.pdf
こういう新しい発見は実に楽しい。ナポレオンの大陸封鎖やビスマルクの保護貿易政策も、このドイツのコーヒーとは大きく関わっていたという歴史もあるようで、このEJUの問題は地理的分野・資料の読み解き問題なのだが、なかなか奥が深い。
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