2016年9月9日金曜日

銀行で考えた小学校英語教育

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妻が来馬した翌日、スマホをMVで買ったのだが、メイバンクのクレジットカードを使おうとしたら、店員さんに「このカードは使えないみたいです。」と言われてしまった。ぶっちゃけた話、めったに使うものではないし、まあいいかと思っていたのだが、どうも気持ち悪い。しかもVISAだけでなくアメックスのカードもある。重い腰を上げて、今日メイバンクにに行ってきた。もちろん、同じIBTの社会科担当のT先生が、「メイバンクに行く用事があるから。」と通訳をかってでてくれたからであるが…。とても1人で行ってもどうにもなりそうにない。(笑)

T先生は、元小学校の先生なのだが、留学経験や海外渡航経験も豊富で英語の実力はかなりのものだ。で、銀行サイドでセンターに電話をしてもらい、ピンナンバーも新たに設定してもらえた。スタッフが、「これで使えるようになりました。」と言ったのでほっと一息である。おまけにカードの会費は、アメックスのも含めて、永遠にゼロなんだそうだ。

とにかく、マレーシアでの生活で、銀行や病院などでは、英語能力の無さを痛感する次第。先日のアクシデントで、病院に飛び込んだときは外傷だったので、傷を見せて「Help me.」で済んだが、内科的なものだったら、一人ではどうにもならなかったはずだ。

ところで、学校に戻ってから、T先生と小学校における英語教育について話していたのだが、なかなか大変なようだ。私の友人にも同年代の小学校の教師夫婦がいるが、いまさら英語を教えろと言われても…と尻込みしていると思う。ブロークン・イングリッシュで恥も外聞もなくコミュニケーションを取ってきた私でも、子供に教えるとなると話は別だ。T先生は、なんとかそういう先生方を引っ張っていこうと努力されてきたらしい。「絶対、子供に教えるより教師に教える方が難しいですよね。」と私が言うと、大きく頷いておられた。

ちなみに、私の教え子でESDをD女子大で修めた小学校教師がいる。英語科の卒業生でもあるから、彼女は英語は得意である。おそらく貴重な人材として重宝され、T先生同様苦労しているのではないか、とも思う。2020年から、英語は小学校でも正式な教科となり、成績もつくそうだ。

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