2013年11月28日木曜日

南アで誕生したツワネ原則

久しぶりにモーニングで日経を読んでいたら、春秋に『ツワネ原則』というコトバが載っていた。ツワネというのは、南アの行政的首都であるプレトリアが変更されるかもしれない地名である。(さすが、この話は知っていた。)このツワネにおいて、安全保障にかかわる国家機密と、知る権利や表現の自由といった基本的人権とのバランスをどうとつかという難題に世界の研究機関やNGOが議論した成果が『ツワネ原則』であるらしい。民間レベルの取り組みだが、世界の知恵の結晶ともいえる50の原則なのだという。

すこし調べてみた。以下にアクセスすると、全文(英文と日本語訳)が読める。

文学部出身の私にとっては、クラクラする様な文書であった。春秋では特に31番から35番の独立監視機関についてのあり方を巡って、今回の国会審議を批判している。2年以上をかけて念密な審議を経たという、この『ツワネ原則』、凄い文書だなと思わずにはおれない。国家機密と知る権利・表現の自由のバランスと、いった重要な問題は、今回のようなわずかな国会審議でクリアできるような問題ではないとも思ってしまう。『ツワネ原則』の内容については、とても素人の私がコメントできるような内容ではない。興味のある方は是非、上記にアクセスしていただきたいと思う。ちなみに日経の春秋WEB版は以下のページである。

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