漁船乗船体験 |
実は私はスーパー晴れ男を自認している。旅に出て、傘を使った経験は極めて少ない。昔、紋別に行った時ぐらい。海外では皆無である。バスなど交通機関に乗っているときは雨でも、降りるとやむ。
しかし、ついに旭山動物園は雨に降られてしまった。前半戦最大のヤマ場で雨はつらい。クラス写真も戦争状態。傘を閉じさせ、短時間で撮る。本校付の写真屋(卒業アルバムを作ってもらうことになっている。)のYさんの激闘に私も協力して、なんとか8クラスを捌ききった。「こんな雨の中、クラス写真を撮ったのは初めてです。」とYさん。でも、生徒の顔は、Yさんのうまいリードで盛り上がっていた。(笑)降りやまぬ雨の中、白老へ。しかもこの時期の北海道は日没が早い。なんとか、ぎりぎり明るいうちに白老のアイヌの観光村、ポロトコタンへ到着した。雨は上がっていた。
昭和新山に向かう道で、またもや曇天に虹。きれいに半円を描いていた。またまた生徒は大興奮である。私も、これほど見事な半円は初めて見た。さすが北海道である。昭和新山では青空も見えた。が、さらに曇天は続く。積丹半島の寿都(すっつ)漁港も曇天ときどき晴れ。気温は6℃ほど。だが風は強い。幸い、4組に分かれての漁船の乗船体験も無事に終えた。現地の方は、この時期、漁船を出すのは、おそらく無理だろうと思っていたらしい。きわめて幸運だと言われたのだった。漁港を出発した途端、アラレが凄い勢いで降ってきた。いやあ、スーパー晴れ男の面目躍如である。
最終日、私は羊蹄山の雄姿を青空の下で生徒全員に見せたかったのだが、生憎の雪。ホテルの朝、周囲は雪景色に変わっていた。これはこれでいいか。生徒は朝食と出発準備の合間を見て、雪合戦。(笑)その後の小樽も、小雨が降ったりしたが、なんとか傘なしで過ごせた次第。
そして千歳に向かう道で、三度目の虹。結局、晴天の連続と言うわけにはいかなかったけど、旭山動物園以外は傘を使う事はなかったのだった。教員の打ち合わせ会の結論では、今回の付き添い教員の中に、スーパー雨男のT先生がいたので、こうなったらしい。(笑)
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