北海道では見れなったが、本校の桜は紅葉 |
現在はタンザニアでJICAの調整員をしながら、研究を進めておられると言う。調整員という仕事は、JICA事務所とJOCVをつなぐ重要な仕事で、私もケニアやブルキナで何人かお会いした。そのかたわら、京大の大学院生として農村と都市の関わりについて博士論文を書こうとされている。グローバル化の波の中で、アフリカ特有の「情の経済」がだんだん薄れつつあるとのことだった。聞きたいことはいっぱいあったのだが、長く御引き留めするわけにもいかず、それでも30分ほどお話をさせていただいた。いやあ、嬉しかった。ついに念願かなったり、である。
なにより驚いたのは、現在ブルキナで調査中の荒熊さんとも飲み友達であるという事実を知ったことだった。アフリカ学会の交友関係はなかなか濃いらしい。もちろん京大の先生方や研究者の方々の話も伺った。私自身は、市井のアフリカ好きの高校教師にすぎないが、こういう交友関係(ダジャレではない。)の周辺に位置しているだけでも有為だと思う。
グローバル化がますます進展していくアフリカ。日本では伝えられない様々な貴重な情報も聞かせていただいた次第。来年夏にはまた帰国されるとのこと。是非とも生徒たちに溝内さんの生のアフリカの話を聞かせたいと思う。本校最強の国際理解教育だと思うのだ。
溝内さんだと思います。
返信削除根本さん、ご指摘ありがとうございました。かなり疲れているのでしょうか。重大なミスで、ご本人に大変申し訳なく思います。さっそく訂正させていただきました。ありがとうございます。
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