Christiane Taubira 仏法相 |
日本でも、レストランなどで素材などを偽る事件が毎日のように拡大、報道されている。あたりまえの社会のルールが破られている。私は、こういう高級レストランに行くようなことは極めて少ないので、大した影響は受けていなのだが、こういうあたりまえのルールがやぶられていたことに、フランスの法相同様、日本という国の危機を感じる。
生き残るためにルールをやぶらざるを得ない競争。しかも誰が見ても詐欺まがいの行為を平然と管理ミスといった詭弁で押しとうそうとする経営者の記者会見を見ると、ぞっとする。これまで日本社会が築いてきた信頼を大きく破壊していることの自覚はないらしい。いくらオモテナシなどという美麗美句でパフォーマンスしようと、この不信感はぬぐえない。日本はどうなっているのか?
経済効率より、普遍的な社会のルールがあるはずだ。日本は、このところ、随分とおかしくなっていると感じているのは私だけだろうか。
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