ただ、このサマースクールの『未来を担うこどもたち、国際人になろう』というキャッチフレーズは、いただけない。小・中学生にも参加を呼び掛けていることを差し引いても、「国際人」というコトバ、もうそろそろ死語にしてもええんとちゃうか、と私は思うのだ。
前任校の後輩の口の悪いI先生によれば、『国際人』という英語はないそうだ。確かに英語がネイティブの人々は、世界のどこへいっても我が物顔である。わざわざ国際人などという概念をもつ必要もないことを、南アのゲストハウスのリビングルームで実感した。そこにいたのは、オーストラリア人、アメリカ人、ウェールス人。彼らは南アのTVを普通に見ている。当然TVは英語だし、まるで自国のようなものだ。「国際人」という語は、日本が作った”少し無理のある概念”のような気がする。
http://www.ih-osaka.or.jp/news/20120530_2416/
0 件のコメント:
コメントを投稿