チャドの大統領 |
列ごとに、エスニックグループとする。元気な男子を選んで、大統領候補とし、様々な質問を行うのである。(詳細は常設ページのテキストのP36から37参照)前任校では、まず女子が多いので、どうしても優しい反応になってしまい、うまくいかなかった。その辺、男子は遠慮がない。
Q1:レントを持ってる。大統領になるため、多数派工作はどうする?
A1:派手に金をばら撒きます。(笑)正解。
Q2:外務大臣や財務大臣などは誰にする?
A2:親せきにさせます。他は信用できない。(笑)正解。
Q3:その他の政府の役人は?
A3:自分のエスニックグループにします。他は信用できない。(笑)正解。
Q4:政府軍は誰に?
A4:自分のエスニックグループでまかないます。(笑)正解。
Q5:大統領選挙になった。勝つためにどうする?
A5:対立候補を暗殺します。(いきなり?!)
Q6:最後の手段やろ。他には?
A6:うーん。(他のメンバーが「捕まえたらええやん。」)正解。別件逮捕。
Q7:マスコミとかが批判しだした。どうする?
A7:暗殺します。(またまた過激である。)
Q8:先進国が批判しだした。どうする?
A8:うーん。(これは難しかったようだ。正解は経済的な餌をまく。)
Q9:大統領選挙に負けてしまった。どうする?
A9:うーん。暗殺します。(笑)もう無茶苦茶である。
しかし、デモクレイジーの本質はついている。みんなでワイワイ討論していた。こういう授業はやはり元気のある男子がいると盛り上がるのである。
追記:NHKの『セカイでニホンGO!』を隣で見ていた息子が、某アラブ諸国の大使館の人が出てきて、びっくりしていた。友人らしい。「彼はタジキスタン人やで。」ふーん。
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