2011年8月8日月曜日

旧友と本校内で思わぬ再会

近くのローソン いつも本校のクラブの活躍の写真が…
先週は夏季特別休暇で、月曜日にちょっと書類を提出しただけで帰宅したので、ほぼ1週間ぶりに登校した。やっぱり学校はいい。生徒の姿を見ると、反射的に微笑んでしまう。今日は午前中に世界史Bの補習をした。現代史のアウトラインを語る内容だ。細かなことは自分でやればいい。世界史は、大づかみにやって流れをつかむ方が絶対わかりやすい。その後、ローソンで昼食を購入して、2学期のプリントを作っていた。

ところで、大阪市立の高等学校の各クラブは、本校と、甲子園にも出場経験のあるS高校(ここにも体育科がある。)以外はあまり強くない。全国大会の予選でも、私立高校や一部の府立高校には、なかなか歯が立たない。だから、前任校でも前前任校でも、前前前任校でも「市立大会」という大阪市立の高等学校内の体育大会での入賞を目指していた。S高校とともに、本校はクラブが強いし、設備も充実しているので、市立大会の会場校となる機会が多くなる。今日も、インターハイから帰ってきたばかりのソフトテニス部のテニスコートでは、市立大会が行われていた。「行く、行く」と生徒に言っている割に、第2体育館の屋上にあるテニスコートに私は足を踏み入れていない。前任校の生徒も来ているらしいので、覗いてみる気になった。で、第二体育館へ向かっていたら、今年T商業高校に転勤になったU先生と偶然、顔を合わせた。「君、何してんねん。」「アホか。うちの学校や。」「おうおう、そうやったなあ。」と相変わらずである。T商業高校のソフトテニス部の顧問になって試合が終わったらしい。(テニスコートにはまた行けなかった。)

彼とは、前前任校の工業高校で共に仕事をした。長い付き合いである。昨年まで前任校のライバル校のような存在だった進学校H高校で理数科の担任などをしていた。私とは、全く正反対の人格というか、なんというか。ソフトで礼儀正しい紳士だと、周りは理解しているようである。ただ私に対してだけは、全く違う対応を見せる。頑固だし、よく大喧嘩をしたものだ。周囲に見せない、素(ス)の顔を見せるのである。おかげで、私はずいぶん悪く見られて損をした。(笑)だが、信用できる男である。二度と一緒に仕事はしたくないが…。(笑)喫茶店に行って、1時間ほど互いの現状を語り合った。おたがい子供も大きくなって、退職後の話なども出てきた。全く歳をとったものだ。

なぜか、私は全く正反対の人間とウマが合う。前任校のY先生もそうだ。数学や理科(彼も理科である。)といった理科系の人間と仲がいい。おかしなものである。

本音を語ってもらえるということは、嬉しいものだ。まあ、お互い転任先でしかっりやろうぜ。

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