道祖神というアフリカ旅行専門の会社がある。大阪の営業所は梅田にある。私はここを通して旅行したことはないが、カルチャー講座で早川千晶さんが来た時や、タンザニアのインフォーマルセクターについての講演など、面白いイベントがあると聞いた時、行ったりしているのである。
そういう関係で、”Do Do World News”というアフリカ情報誌が毎月送られてくる。ツアー紹介も載っているが、特集記事が面白かったりして教材に使うことも多い。さて、今月号の書評に「援助じゃアフリカは発展しない」というダンヒサ・モヨというザンビア人女性のエコノミストの本が紹介されていた。以下引用してみる。「帯に『本書は劇薬』とあるように、援助がアフリカの発展に役に立ってこなかったどころかマイナスであったとするセンセーショナルな主張で、翻訳が出る前から話題になっていた書。(後略)」…なるほど。
で、さっそく本屋で手にとってみた。2200円と少々値がはったが、”今年のこの1冊”となるかもしれないので買ってみた。すでに半分くらい読破した。なかなか面白い。詳細な書評は、やはり完読してからとしたいが、彼女の言うところはよくわかる。ただ、前半部を読む限り、かなり反グローバリゼーションな立場に立っているな、という感じを受けた。完読したら書評を書きたいと思う。さてさて私の”今年のこの1冊”の栄冠を手にするか否か?楽しみである。
追記1:今朝、ベトナムにボランティア旅行に行くOGのMちゃんから、メールがあった。バックパッカー姿の写真も添付してあった。いいぞ!わくわくするねえ。気をつけて行ってらっしゃい!
追記2:アミーゴのALT(9月1日付ブログ参照)のW先生が、昨日甲子園にALT総勢18名で行って来たらしい。エキサイティングでナイスゲームだったとご満悦。阪神が9回裏2死から同点とし、中日と結局引き分けたが、W先生は最後の最後まで応援していたとか。MLBで活躍するイチローとかマツザカとか日本人選手が大好きなんだそうだ。阪神ファンはクレイジーで、素晴らしいとも。誉めてるのか、ケナしているのか、よくわからんやないか。どっちやねん。(笑)ちなみに私は阪神ファンと自認するほどの者ではないのだが…。
追記3:9月14日付ブログで、本書を完読した上での感想を書きました。ブログ中の下線部については、後半部を読んだ上で、訂正したいと思います。著者はグローバリゼーションを肯定的に捉えています。しかし、本書P61を読んだ時点で、そう感じた事は確かですので、そのままにしておきます。ご了承下さい。
2010年9月10日金曜日
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