今日から、新しいALT4人が本校に赴任してきた。席は私の隣なのでいつも英語が聞こえる。なんとなく判る時もあるし、さっぱりの時もある。よくよく考えたら凄い職場だ。4人の中のリーダー格なのがW先生である。先日の1年生の英語セミナーでも、見事に仕切っていて、私の周囲の英語の先生方が「彼が来てくれればいいな~」など言っていたのであった。外観は、『ダーリンは外国人』のダーリンに似ている。(笑)
そのW先生と挨拶をした。彼はUSのノースカロライナ州の出身だった。実は私は、ノースカロライナ州が大好きなのである。NC(ノースカロライナ州のコード)の車のプレートがちょうど手元にあったので、「ファーストインフライト」と書かれたブツを見せると、大喜び。私がニューバーンに行ったことがあると言うとさらに喜んでくれた。彼はアパラチア山脈沿いの田舎の出らしい。「グレートスモーキー国立公園の方だね。」というと、またまた喜んでくれたのだった。(もちろん他のALTとも挨拶をしたが、また後日ふれたい。)
まあ、あんまり日本人が行くような州ではない。おそらくW先生は、初めてNCに行ったことのある教員(それも英語科ではない教員)に出会ったのではないだろうか。NCは、プレートにあるように、ライト兄弟が初飛行したキティ・ホーク(空母の名前ではない。こっちが本場である。)があり、風光明媚な南部の州である。USを代表する大西洋岸の灯台でも有名だ。<今日の画像は、そんなNCのライトハウスである。>
4時間目に、食堂にミネラル・ウォーターを買いにいったら、W先生が一人でコンビニ弁当を食べていた。彼が話しかけてきたので、NCの人々が親切なことやキティーホークの話などをしていた。W先生のワイフは、日本人で堺の出身らしい。実家はかなり田舎なので閉口したとか。でも、地元のレストランに、ハリウッドスターなんかがお忍びで来るようないい町らしい。ロスやNYCなど大都会は全然ダメだと彼は力説した。そうそう。ニューヨーカーは足も速いしね。と言うと「そう思う!」と言って大笑いした。
アメリカ人の中でも、本当のアメリカは田舎にあると考える人が多い。大都会の喧騒を嫌い、自主独立でやっていく農村にこそアメリカの魂が宿っていると考えるらしい。私はNYCやシカゴ、ボストンなんかも大好きだが、田舎町はもっと好きだ。特にNCは南部なので、みんな信じられないくらい親切だ。W先生にもそんな思い出話をした。すでにW先生と1日でアミーゴになってしまった。NCの話はまたいずれ詳しくブログで書こうかと思う。
2010年9月1日水曜日
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ALTの先生とは、なんだか恥ずかしくて、英語苦手意識が先行して、
返信削除話しかけることが出来ませんでした。
もし隣から英語が聞こえてきたら、「ひぇぇぇっ!!」と思いながら、
私は、隣で小さくなってしまっていると思います。笑
アメリカと言うと、高層ビルが立ち並ぶ都心部しか思い付きませんが、
田舎の方は、どんな感じなんでしょう?
都心とは違う、ゆったりとした時間と、緑が広がっているのでしょうか?
先生のブログを拝見するたびに、バックパックを背負って
世界に飛び出したい!!と思います。
アメリカの田舎はいいよぉ。西部は、ちょっとイエローが珍しいので違和感をもって見られる。ワイオミングとかサウスダコタとか。南部のバージニアやノースカロライナは、とにかく人がいい。アリゾナもいいなあ。ただし、車を運転する必要があるけどね。(笑)なかでもノースカロライナは最高のロケーションだったよぉ。
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