2012年7月7日土曜日

今度は都島区長になるヒトの話

大阪市都島区 京橋駅界隈
毎日新聞(7日付朝刊)に、大阪市 同和地区名明記、HP公表 区長公募の論文 指摘で削除 という記事が掲載されていた。『大阪市の区長公募で都島区長に就任予定の元コンサルタント、田畑龍生氏(37)が応募時に提出した論文に、都島区とは別の区の複数地域を同和地区だ明記し、区長内定者の論文を市のホームページ上に掲載していた同市が「不適切では」との外部の指摘をうけ5日に削除していたことが分かった。【熊谷豪】』

『毎日新聞が入手した論文では、田畑氏が当初応募した区について、人口当たりの犯罪件数を踏まえ、「決して犯罪が多いエリアではないにも関わらず、安全面でのイメージは良くなっているとは言えない」と指摘。複数の地域名を記した上で「開発が進んでいない状態であるために、いまだに暗い印象を拭いきれていない」などとして、再開発や、区全体での防犯・防災対策の拡充の必要性を訴えている。』
『区長の公募には、1461人が応募。市長や市特別顧問の中田宏・前横浜市長、千代松大耕・大阪府泉佐野市長と市幹部2人が全員の論文に目を通した後、2回の面接を経て合格者を決めた。』

『市によると、今月2日に合格者24人の論文をホームページで公表したところ、5日夕、外部から「田畑氏の論文に不適切な表現がある」との指摘が寄せられたという。立教大学社会学部の服部孝章教授(メディア法)は、「人柄を市民に知らせるため、論文を公表する必要はあるが、差別を助長しかねない内容をそのまま掲載した大阪市の対応には問題がある」と話している。』

今回も新聞に掲載されたものを丸写し。

2012年7月6日金曜日

Amebaピグライフの社会学2

このところの激務(採点や5時間授業、今日も4時間授業だった。)で、かなり疲れている。ほんと、歳をとったものだ。おまけに湿気がすごいので、汗だくになる。稲作にとっては重要だが、個人的には梅雨は極めて嫌な季節である。だから今日はライトなエントリーにしたい。

自宅に帰ると、妻が開口一番「牛が一位やで。」と言った。何のことかと言うと、Amebaピグライフが、1周年記念であるとかで、キャラクターの人気投票をやっていたのだった。毎日、その日のクエスト(キャベツを5回お手伝いするとか、イチゴを15個収穫するとか)ををクリアーすると、投票券がもらえるのだ。で、投票するところに行くと、様々なキャラクターが待っているというわけだ。(キャラクターについては、今日の画像参照)

私も妻も、実は「牛(ホルスタイン風)」に、毎日投票していたのだった。何故と言われると困るが、うーん、かわいいからだとしか言いようがない。我が庭の牛は、「チューチュー」という昔のアメリカの漫画「どら猫大将」からとった名前である。もし、我が家で猫を飼う事になったら、きっと同じ名前にすると思う。(笑)ちなみに、羊は「大将」、ニワトリは「べに公」という名前だ。

妻が言うには、「このピグライフの人間キャラクターの多くのセリフが、上から目線だから人気がないねん。」なるほど、それは言える。「そんなキャラクターに投票するくらいなら、何も言わない牛がいい。」と言うのだ。なかなか鋭い指摘である。私などは、いいかげんにやっているので、どんなセリフだったか思い出せないのだが…。

最近の課金主義的なAmebaへの批判も含めて、なんとなく妻の社会学的考察は正しいように思うのである。

2012年7月5日木曜日

あんた方タフマン。私は「大佐」。

私の机上にたまったタフマンとシール
一昨日、7クラス分の答案が返ってきた。2日間でこれを全部採点し、今日は授業。なんと5時間授業であった。体育科の先生がほとんど水泳実習で出張中故の特別時間割である。さすがにしんどい。答案返しをした後、現代社会は、パレスチナ問題を講義する。時間の関係で一神教講座で語りきれなかった部分だ。30分ほどみっちりと。世界史Bは、ナポレオンの話だ。これまた30分ほどみっちり。

正直、歳をとったなあと思う。5時間授業はキツイ。昼休み、いつものように、ヤクルトのお姉さんが来たので、タフマンを注文した。ちょっとは元気になる。この、タフマン、今はキャンペーン中で、シールを集めて送ると、もしかしたらCanonの一眼レフが当たるのだ。なんとなく、応募はがきをもらって毎日のようにはるのが日課になってしまった。(本日の画像参照)

愛機G12が気に入っているので、ホントは、当たっても困るのだが…。

ところで、世界史Bは、ナポレオンに突入した。最近の高校生は、戦争映画などはやらないので、兵、下士官、士官、将といった軍隊のヒエラルヒーを知らない。コルシカ島の貧乏貴族ナポレオンが、士官学校に入って…と説明するのにも一苦労である。少尉から大佐まで黒板に書いて、「さて、大佐。英語でもらおうか。」と言っても当然「?」である。しかたがないので、モノマネで示す。ただ立っているだけなのだが…。すると「ケンタッキー?」という声が上がった。「わかるんかい!」正解は「カーネル」である。私がケンタッキーのオジサンに似ているらしいのだ。(笑)ちなみに、サンダースは軍で大佐になった事実はない。単に、敬称として「大佐」と呼ばれていたにすぎない。軍隊のことを知らないのはまったく歴史を語る上で困る。「コンバット」の再放送してくれへんかなあと思う次第。

ナポレオンが砲兵隊を選択した話から、話は凄い横道にそれてしまった。日本の戦艦はなかなか砲撃の正確さにおいて優秀だったのだが、それは日本光学という会社の照準器が優秀だったのだということになった。「この日本光学と言う会社、今は名前が変わってるのだが知ってる?」と聞いたのだ。なかなか出てこない。早口言葉で言ったらわかるというのだが…。「Nikon」そう、ニコンなのだ。私はニコンという会社もカメラの性能も尊敬しているが、絶対買わない。Canon原理主義者である。理由?高校時代、私の出身である図案(デザイン)科はCanon、写真工芸科はNikonを使うと決まっていたからだ。まあ、ただ単に伝統であるという理由だ。ちなみに、もし、タフマンの当選機種がNikonならタフマンのシールを集めなかったと思う。(笑)

2012年7月3日火曜日

残酷な野球部のテーゼ

昨春の大阪大会決勝戦で
もうだいぶ前の放課後の話である。3階の教室煉から、制服を着た3年生の野球部のY君とK君が外を見ていた。「可愛い子でも見つけたんか?」と軽口をたたくと、いつももどうりの礼儀正しい挨拶が返ってきた後、「いやあ、野球部の練習を見てるっす。」「?」「怪我でもしたのか?」「いや、引退したんす。」…そう言えば、野球部の監督のI先生が「背番号の発表をするんです。一番嫌な仕事です。」と言っていたのを思い出した。彼らは、この最後の夏のベンチ入りを逃したのだった。

一方、正門付近をひとりで掃除する主将のM君の姿があった。「おう、何してるねん?」と聞くと「掃除っす。」と答えた。「そんなん、見たらわかるわい。」というと、へへへと微笑んだ。「さては、抽選を前に善行を積もうなどとしてるな。」「当たりです。」と、またへへへとバツの悪そうな微笑みが返ってきた。カントの『善意志』を講義してやろうかと思ったが、真剣に掃除しているのでやめた。主将としても必死の思いなのだろう。去年の夏みたいにR高校や、春の大阪T高校とあたると大変だ。いくら公立の雄の本校野球部でも、最初から甲子園常連校に当たるのは避けたい。結局、主将の『善行』がきいたのか、なかなかいいクジを引いたらしい。

我がクラスにも3人の野球部員がいる。投手組に2人、野手組に1人。毎日頑張っているが、普通科の野球部員は、ベンチに入ることさえ難しい。体育科の生徒がほとんどだ。今年の3年生は教員志望のY君たった一人だった。彼もレギュラーではなく控え選手である。しかし、普通科も体育科も、毎日その日を目指して汗を流している。引退した3年生のY君とK君は「これから応援の練習なんです。社会科教室で下級生を集めてやります。」「これも大事な仕事ですから。」「とにかく3年間やめないで頑張ったことが財産です。」彼らが、次にユニフォームを着るのは、球場の応援席になるという。

「絶対、見にいくぞ。応援するお前らを応援に行く。」と思わず言ってしまった。そう、レギュラーだけでなく、応援に回った3年生、それについていく下級生、全ての部員の私はファンの一人なのだ。

2012年7月2日月曜日

ウガンダのセメントと誠実な市場

ウガンダで、国産の大手会社のセメントに不純物が交じっていたらしく、建築物が崩壊したとのこと。こういう問題は、日本の原発問題みたいに、国家的信用にかかわると私は思う。

また先日、毎日新聞に、南アフリカ・フォーラムの記事が載っていた。南アフリカ地域と東アフリカ地域の代表が日本に集まり、来年のTICADの前哨戦という感じの会合だった。ここで、多くのアフリカ諸国が、インフラの整備とともに、(民間)投資を推進して欲しいと主張した。私は、彼らの気持ちがよくわかる。社会資本と民間資本の2本立てで、「飛翔」したいというのは正しい政策だと思う。

さて、6月18日の日本経済新聞の経済教室に、『誠実な市場は日本の強み』という記事が載っていた。要旨はおよそ次のとおりである。
「国家と企業の関係が大きく変化してきた現在、近代国家における国民に対する独占的地位が崩れている。企業が国を選ぶ時代になってきた。各国は、企業や投資家をいかに引きつけるかを考えざるを得なくなっている。この国家間の競争は、ショッピングモール間の競争に近い。『多面的市場』という特徴をもっている。それは、消費者を引き付けるのはもちろん、出店企業をも引き付ける魅力が必要であるという複数の種類の利用者を対象としているからである。具体的には、制度、労働者の質、慣習、市場の魅力、信頼性の高さなどが、国家というプラットフォームとなるのである。たとえば、中国製の服を来日した中国人観光客が多く購入するような事例が上げられる。日本はそういう意味で『誠実な市場である。』という大きな魅力がある。これを伸ばさない手はない。」

日本のことを書いた記事なのだが、私はウガンダのセメント企業の話とあえて重ねたい。ウガンダの市場も、当然このような国際的競争にさらされている。一企業の犯罪的行為が、大きく信用を失いかねないのだ。ウガンダ政府の良きガバナンスとウガンダの人々の不断の努力で、是非とも乗り越えていって欲しいものだ。

ウガンダの偽装セメントのニュース:http://www.africa-news.jp/

2012年7月1日日曜日

Ameba ピグライフの文化人類学

先日、I君の教育実習のご苦労さん会の時に、U先生から私がソーシャルゲームをやっていること自体が信じられないと言われてしまった。私は携帯電話でやっているわけでもなく、絶対課金しない主義なので、全くナンセンスな批判だと退けたのだった。(U先生とは議論において、ときどき対立する。笑)Amebaピグは、最近バンバンCMを流しているので、よけいそういう批判も強まるのだろう。

というわけで、今日はもうひとつエントリーしたいと思う。タイトルは、Amebaピグライフの文化人類学である。庭いじりが主のゲームなのだが、半月(1日~15日と16日~30日)ごとに期間限定のクエストが配信される。(もちろん仮想空間での話である。)プログラムが始まると、人それぞれが違う対応をすることになる。私なりに、文化人類学というほどの話ではないが、ちょっと分類して見た。

①課金バンバン派 
クエストを誰よりも早くクリアしたいという思いが強い人々。そのためには、課金する必要がある。例えば、クエストの植物を早く成長させる「水」とか、クエストクリアに必須の特殊な実や種を100%出現させる「水」、自分のHPを回復させる「薬」などが、課金することで手に入る。これを使えば時間短縮ができるわけだ。そのへんをAmebaはうまくついてくる。(笑)最初はあまり必須の特殊な実や種が出ないことが多い。制限時間が決まっているし、金で時間を買うわけだ。仮想世界であっても、新しいクエストの服を早く着ることは、なかなかの優越感らしい。

②絶対課金をしない努力派
あくまで無料ゲームとして楽しむのが基本姿勢だが、最近はAmebaの意図がよく見えるので、意地でも課金しない派といってよいだろう。課金しないので、努力と運に全てを託すことになる。努力というのは、この場合2時間半ほどで満タンにあるHPを有効に使うことになる。朝早く、また夜遅くまで、中には夜中に起きて、植物の刈り取りをすることが必要となるのだ。ほとんどビョーキだ。(笑)この人々は、もう二度とクエストにはまるもんかと思いながらも頑張ってしまう非常に日本的な人々である。我が家でも「もう、ええわ。あきらめるわ。」といいつつ、妻は頑張っている。おまけに私の分も昼間に刈り取ってくれるので、助かっている。(笑)

③ゴーイング・マイ・ウェイ派
クエストを無視する少数派。クエストに魅力を感じない、もしくは②のように時間を費やせない、などの理由で、本来の庭いじりという本道を歩む人々である。

今日から、また新しいクエストが始まった。オレンジの木が主人公である。なんやかんや言いながら、うちの夫婦は庭を改造して、オレンジの木をアホほど植えたのだった。ちなみに、今日の画像は、妻のピグ友の「フレディー君」である。クィーンのフレディそっくり。「ウフフ」と言っているのは、ローラというタレントがCMに出た記念に配信されたアクションである。男性がやると極めて気持ちが悪い。

ケニアの喜田先生のブログ発見

サバンナ風のブログより
6月20日に「アフリカのニュースと解説」の管理者MIYAさんから、アフリカ在住の方のブログに検索機能をつけた旨のコメントをいただいた。生の様々なな情報収集に利用できそうだ。ありがたい。このところ、アフリカのことを書けていていないので、行ってみた。いろいろ面白いブログがあった。
ケニアのところに、喜田先生(10年5月17日付ブログ参照)の最近の活動が載っていた。現在、喜田先生は、「道普請」というNGOで頑張っておられるようだ。「サバンナの風のブログ」という名前のブログで、ケニアの辺境で「土のう」を使って、文字通り「道普請」をしている様子が書かれている。喜田先生は、やはりケニアの現場が似合う。
http://ameblo.jp/kenyadiary/

ケニアの園芸農業(特に花卉)は、かなり軌道に乗っているようだ。日本にも輸出できるようになったらしい。喜田先生の「革命」は次に、その第二段階であるインフラ整備に向かっているようだ。さらに園芸農業が可能な地域を拡大するための手段である。凄い方だと思う。こんな人材を育てないなあと改めて思うのである。

MIYAさんの「アフリカとニュースと解説」の滞在者リンク
http://let-us-know-africa.blogspot.jp/

追記:36人目の読者、Uchiinoさん、登録ありがとうございます。よろしくお願いします。2日前から気付いていたのですが、Blogerには37人と表示していたので、確認作業に手間取りました。申し訳ありません。