https://science-stock.com/graphite-diamond/ |
例によって、模試の問題の解答&解説をしていたのだが、いつものように脱線しながら話を進めていった。うまく講義前のダイヤモンドの話を結合できないものかと考えていたのだが、ジニ係数の話を最後にすることにした。昨日のブログで記した、世界で最もジニ係数が高いのは何処かを問うた。何度目かの解答で南アの名前が出た。
で、南アといえば産業は何かと問うと、ダイヤモンドときた。今は白金のほうが多いのだがちょうどいい。生徒は、化学の結合のことは知っているが、そもそも天然のダイヤモンド鉱山の様子は知らない。私も、南アでのツアーで鉱山を見学したから知っているに過ぎない。
簡単に言ってしまうと、火山の噴火口に溜まった冷えたマグマの中にダイヤモンド鉱石は存在しているのだ。それを掘り、水で洗い流しながら、鉱石を探すのである。最後には地表に空いた巨大な穴となる。鉱山での最も大きいダイヤモンドの価格はいくらか?(最初に買い手が価格を言ってからスタートになるらしい。)といった話なども交えて今日の講義を終えたのだった。少人数でやり取りが活発にできる授業は、面白い。
0 件のコメント:
コメントを投稿