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今はなきJICA大阪国際センター https://ja.foursquare.com/v/jica%E5%A4%A7%E9%98%AA-%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8D%94%E5%8A%9B%E6%A9%9F%E6%A7%8B-%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%82%BB% E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC/4c57bf9fcc96c9b668bb792e |
2年生の授業2コマの合間合間に、計3時間ほど、3年生に首都圏の超難関国立大学の世界史の受験対策をやって、充実した1日だったなあと、メールBOXを開けたら、M高校時代の教え子から「トルコ地震の緊急援助隊で出動しています。」という実に嬉しい連絡があった。
彼は、大阪市立M高校時代の最初の教え子(赴任当時2年生)である。当時、JICA大阪で高校生セミナーが開催されていて、最初に連れて行った第一期生である。以来数え切れないほど高校生セミナーに参加して常連となったのだが、この第一期のセミナーは特に思い出が深い。当時の川口順子外務大臣が視察に来られたし、パラグアイのアスンシオンから来た女性消防士さんとの会話や、難民のワークショップや本格的なディベート大会など、2泊3日の充実したプログラムだった。そのJICA大阪は、今はない。これも、昨日記した良き時代の目撃者の人生の1コマである。
彼は、その後、JICA大阪での学びから国際協力士をめざして理学療法士となり、ドミニカ共和国にJOCVとして派遣された。またモザンビークのサイクロン被害時にも緊急援助隊として派遣された実績がある。今回のトルコ地震でも、行くことになるのではないかと私は思っていたのである。
こうして、私の志を受けて、国際協力の世界で頑張ってくれている教え子がいることは、私の教師生活の誇りである。様々な道に進んだ教え子がいるので、序列などつけることは必要ないし、それぞれ尊い。とはいえ、心から嬉しく思っている。早速返信した。「がんばってください。そしてくれぐれも気をつけて。」
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