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戦国の名は、前漢の劉向の「戦国策」(この時代の遊説の士:縦横家等の言説、国策、献策、その他の逸話を国別に分類編集したもの)に由来する。
戦国時代は文字通り戦争が繰り返され、小国は戦国の七雄に統合される。教科書の順に、秦・斉・燕・楚・韓・魏・趙である。結局、秦が統一を実現するわけだが、その背景は、春秋期の大国・晋が分裂したこと。秦国内の商鞅の改革が成功したことや、西河の制圧、司馬錯の蜀征服による国力強化で、勢力の均衡を崩壊させたこと。これに対し秦以外の六国は合従して秦を攻める事はあったが、国境を接していない斉や燕は秦を滅ぼすメリットはなく、迎撃はしても追撃に対する合従は成立しなかった。地勢的に秦は守り易かったという説もあるが、他の六国の国内改革の遅れ、利害関係の対立などが大きかったと考えられている。
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