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文革は、結局のところ毛沢東と四人組による権力闘争で、その時代に紅衛兵だった人々は、コマとして使われたに過ぎない。当時の毛沢東語録を香港で手に入れたことがあるが、びっしりと書かれた政治学習の青インクの跡があった。当時の人民は貧しく、理想に燃えていたのがよくわかる。
日本が帝国主義政策をとって、大陸に進出したことは、間違いであると私たちの世代は信じていたし、世界的風潮としてこれを是であるとは、今だ腑に落ちないと思っている。だから、中国を支援する事は必然であると思っていたし、日中国交回復時に日本からの賠償金支払いを拒否した周恩来を私は尊敬していた。私たちの世代は、反帝・反スタ(反帝国主義・反スターリン主義)で親中というスタンスは、普通のスタンスだった。
しかし、中国は今や別の国だ。中国共産党は、人民の人権など歯牙にもかけない。習政権は、まさにドクマチックな存在でしかない。
冬季北京五輪で、様々な問題が噴出している。女子ジャンプの服装違反で、政治的ボイコットをした国が狙われた。もちろん日本も入っている。かつてこんな馬鹿なことがあっただろうか。中国を勝利させるために、何でもする。あまりにひどい。こんなところで五輪をすること自体がおかしい。
親中派の議員に問いたい。あなたがたはそれでも親中を捨てないのか?自国のアスリートが涙を流す姿をどう見たのか。彼らの本性を知らぬわけがあるまい。
注:何度もコメントしているが、大陸の中国共産党と、私の大事なマレーシアの華人の教え子たちを全く別の存在としての主張だ。これは、中国同様、全く不可解な隣国と、在日の友人や教え子が別の存在であることと同じである。
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