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先日、エントリーしたように、大陸国家・ロシアは、臆病に思えるほどの安全保障の線を引いているし、伝統的に弱気なリーダーをを嫌う。プーチンとしては、侵攻せざるを得ないと判断したのだろう。NATOが軍事力を行使することはない(ウクライナはNATOメンバーではないのだから集団自衛権は作動しないので当然)と踏んだのだろうし、アメリカやEUの経済制裁を受けることより(西部の)ウクライナを放置することを危険視したのであろう。
万が一、NATOがウクライナの加入申請を認めたとなれば、世界大戦となるのは必定、NATOは受けるはずがない。今のうちに、(西部)ウクライナ政府が二度とNATO加盟を口にしないようにしなければならないということである。
首都キエフでも爆発音があったと言われているが、おそらく広大なウクライナを占領したりすることはないと思われる。アフガンでの失敗はロシアのトラウマになっている。ある程度の戦闘はあるかもしれないが、東部以外は軍が駐留したりはしないだろうと私は思う。
この、軍事力で他国に領土を拡げるという行為は、近代国家以前に戻るような歴史的逆行である。たしかに、ロシアと中国共産党は、共に民主的な領域国民国家ではない。この動きを黙認すれば、中国共産党による台湾進攻も同様になるのではという指摘もある。
私は、ロシアの侵攻を是認するつもりはないが、中国共産党とリンクしていることに懸念を抱いている。まあ、民主主義が崩壊したアメリカのポチである日本政府は、アメリカに追従するしかないのだろうが…。
罪のない人々が不幸に陥ることがない様、また最小限に抑えられるように祈るしかない。
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