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日本では、エリトリアのことはあまり知られていないが、かなりの独裁国家で、シリア難民の影にかくれながらも、多くの難民を輩出している。ある意味で、北朝鮮なみの独立国家だといっていい。しかしながら、上手いタイミングで、エチオピアと和解したようだ。エチオピアはエチオピアで、エリトリアが独立してからは内陸国になり、ジブチ経由で紅海から輸出することを強いられてきた。詳しい情報がないので、推測するしかないが、おそらくエリトリアとしても行き詰まったのであろう。エチオピアも内陸国の罠にはまり、外港は欲しかったに違いない。いずれにせよ、多くの死者を乗り越えての和平であり、歓迎すべきだと思う。
一方、トルコのエルドアンの大統領制移行は、開発独裁の危険性だけでなく、スンニ-派内の新たなイスラム国家の成立を思わせるものがある。シリアの内戦はまだまだ続きそうだし、シーア派のイランは中東では大きな脅威となっている。トルコの動きは、世界中が注視するところだ。
…国際情勢は、常に現在進行形で変化している。この二つの動きはこれからどう化学変化を起こしていくのだろうか。
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