http://www.slj.com/2014/01/reviews /presidents-day -books-for-celebration-and-study/ |
シアトルのワシントン州連邦地裁が、イスラム7ヶ国の入国禁止の大統領令の一時停止を命令した。州司法長官の提訴を受けて裁判が決着するまで、アメリカ政府の行政機関はそれにしたがっている。さすがにザ・法治国家・アメリカ。大したシステムだと思う。
これに対し、当の大統領は、例のごとくツイッターで、この判事(同じ共和党のブッシュ大統領時に指名された人物)を「この、いわゆる判事の意見は本質的にわが国から法執行を奪うもので、ばかげており、覆されるだろう!」と投稿した。これまで、歴代大統領が、裁判の判決を批判したことはあっても、判事に対する個人攻撃は前代未聞らしい。
http://www.afpbb.com/articles/-/3116691
…司法権の独立ということを、”神によって選ばれた大統領”(2月3日付ブログ:「佐藤優 トランプと詩編133」参照)は知らないのかもしれない。さすがに、共和党の議員からも、この発言は擁護できないようだ。法治国家の政治家としての資質を疑われるに違いない。
一方、ロイターのWEB記事によると、イギリスのブックメーカーで、1年以内にトランプ大統領が失脚するか否か(4対1の掛け率)、あるいはと最初の任期中に弾劾されるか辞職する(掛け率は11対10…すごいな。)いう賭を始めているらしい。数百人が3500円ほど支払って失脚にかけているそうだ。
…この件で、さらに掛け率が変わるかもしれない。
http://jp.reuters.com/article/ladbrokes-idJPKBN15G3QG?feedType=RSS&feedName=oddlyEnoughNews
追記:先ほど、日本の高等裁判所にあたる連邦控訴裁判所も、司法省の訴えを却下したというニュースが流れた。さすが、法治国家である。
追記:先ほど、日本の高等裁判所にあたる連邦控訴裁判所も、司法省の訴えを却下したというニュースが流れた。さすが、法治国家である。
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