http://sikhpage.blogspot.my/2014/06/ quotes-from-sri-guru-granth-sahib-ji.html |
では、この「グル・グランド」とは何か?というと、シーク教を開いた初代グルのグル=ナーシクから十代にわたってグルが継承され、第10代のゴーピンド・シングからはこの書物に相承された故であった。つまり書物がグルである、というわけだ。だから、シーク教徒はうやうやしく礼拝していたわけである。なるほど…。
まずは、その謎解きが最重要だったのであるが、「グル・グランド」の内容、すなわちシーク教の教義については、もう少し熟読してからにしたい。昔、世界史などで、シーク教はヒンドゥー教とイスラム教の融和したもので一神教である、といった説明が多かったように記憶するが、それはどうも正しくないと思う。たしかに、この2つの宗教とは大いにつながりがあるのは間違いないが、今私は、融合とか一神教という概念とは違うように感じているのであった。うーん、シーク教、なかなか興味深い。
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