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彼の語彙力は極めて低いらしい。学術誌の研究論文では、大統領候補者のTV討論をもとにした場合、語彙密度が最も低いといわれている。カーネギーメロン言語技術研究所の比較研究では、彼の演説文法は7年生(12~13歳)、語彙は6年生レベルだという。
http://wired.jp/2017/02/24/language-won-trump/
彼の自伝のゴーストライターであったトニー・シュウォルツの「良心の告白」という文章もWEB上に載っていた。雑誌ニューヨーカーの7月25日号の記事の転載である。この記事を読むと戦慄が走る。こんな男がアメリカのトップにいること自体が間違っている。かなり長い記事なので、各項目のタイトルだけでも記しておきたい。
「トランプは、あらゆることを嘘で塗り固めるのです」
「彼は、有名になることに取り憑かれていました」
「(ゴーストライターとなり)我が身を金で売ったんだとわかっていたのです」
「教室でじっとしていられない幼稚園児のようでした」
「トランプの情報源はなによりもまず、テレビです」
「トランプは、注目を浴びるのがとにかく嬉しいのです」
「トランプは口を開けば嘘をつくのです」
「もし、”世界の皇帝”というものでもあったなら、トランプはまちがいなく立候補するでしょう」
「彼は、自分の利益になるかどうかしか眼中にない男なのです」
「(事業の失敗で)毎日数百万ドルが消えていきました。トランプは怖れていたにちがいありません」
「トランプにとって自分以外の人間はいてもいなくてもいい、使い捨てのものにすぎないのです。」
http://wired.jp/special/2016/trumps-ghostwriter/
就任後たった1ヶ月で、この記事の信憑性がかなり高まっている。アメリカは、民主主義の原点、ロックの抵抗権が認められている。感情的で短慮なミスリードで、世界に不幸をバラまく前に彼をなんとかしなければ、と多くのアメリカ市民が思っていることだろうと思う。
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