2016年1月20日水曜日

日経 私の履歴書 小椋佳

今月の日経の「私の履歴書」は、小椋佳氏である。
私は、完全なる「拓郎・陽水・かぐや姫」世代であるのだが、小椋佳氏の曲は、そんな私でもなぜか大好きである。いつだったか忘れたが、その小椋佳氏は東大出の銀行マンで、見た目はただのオッサンであることを知った。曲の素晴らしさや声の良さとかけ離れたハナシに驚いたのを覚えている。極めて希な人生を送った人であることは間違いない。

これまで、小椋佳氏の幼少期から青年期、そして銀行に入り米国留学中に初アルバムが出るところまで進んだ。
印象に残っているのは、野球少年からバスケットボール、そしてボートと、わりと熱心にスポーツをするわりに途中でコロコロとやめているという意外性と、小学校時代はそんなにできるほうではなかったのに、家庭教師に中学で習う数学と英語を事前に教えてもらってからというもの、抜群の成績になったハナシ、大学2回生の時に海外旅行の会社を起こし、まさにいい加減な添乗を行ったハナシなど、なかなか波乱万丈。いつもなら、箴言満載の「私の履歴書」がニトリの社長以来の面白い読み物になっているのだった。

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