2016年1月12日火曜日

マラウイ・カムズ空港への貢献

マラウイ カムズ国際空港
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JICAが発行する月刊誌mundiが手元に届いた。このところ、アフリカの話題が少ないので、ここに載っていたマラウイの話をエントリーしたい。首都リロングウェのカムズ国際空港の拡張にJICAが貢献しているという話だ。

1978年・80年の円借款でこの空港は建設されたそうだ。だが、この10年間で取り扱い旅客数が10万人以上増加し、チエックインカウンターや出入国管理カウンターなど旅客ターミナルの混雑緩和が問題化しているらしい。加えて、航空機運用の安全性確保のために、新たに航空機監視システムの導入も必要なんだとか。

それで、昨年11月に新たな無償資金協力の贈与が行われたということらしい。この事業計画で、取り扱い可能旅客数は21万5000人から30万6000人まで増加するとのこと。さらにJICAは、航空管制に携わる人材位育成などにも協力し、包括的な支援を行っていくとのこと。

30万人強の乗客数といえば、鳥取空港(33万5000人)と対馬空港(26万1000人)の間くらいの空港ということになる。日本の空港の中でも46~47位というところである。ちなみにブルキナのワガドゥグ空港の旅客数は34万7000人。ワガの空港には、エールフランスなどがヨーロッパから乗り入れていて、国際線も多い。カムズ空港は、マラウィアン航空(マラウイのナショナルフラッグである。)が、ダルス(タンザニア)、ハラレ(ジンバブエ)、ヨハネスブルグ(南ア)、ルサカ(ザンビア)、マプト、ベイラ、ナンプラ、テテ、(モザンビーク)などどと結んでいる。エア・ジンバブエ、エチオピア航空、ケニア航空、南ア航空なども乗り入れている。

ワガの空港は、エールフランスに乗って帰る時、無茶苦茶時間がかかった。と、いうのもX線の荷物検査のマシンが1台だけだったのだ。まあ、着いた時もイミグレ通過に2時間弱かかったけど。(笑)まあ、これがアフリカである。こんなことにメゲていてはアフリカを旅できない。

日本からこの空港に行こうと思えば、やはり南アのヨハネスブルグ経由かなと思う。あ~、もう~だんだん行きたくなってきた。

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