2014年7月30日水曜日

西アフリカのエボラ出血熱の件

このところ、アフリカのいいニュースがない。毎日新聞の夕刊には、大きな見出しで「エボラ出血熱 死者672人 西アフリカ過去最悪に」という記事が載っていた。何度かこのエボラ熱についてはエントリーしているのだが、悪化の一途をたどっている。WHOの発表によると、29日までに感染が確認されたり疑われている人は1200人を超えたという。

特に衝撃だったのは、ナイジェリアのラゴスの空港に着いたリベリア人が倒れ市内の病院に入院、エボラ出血熱で死亡したという。ナイジェリアの最大手の航空会社アリクは、リベリアとシエラレオネに乗り入れることを中止した。賢明な措置であると思う。ナイジェリアで感染が広がらなければいいがと心配である。なんといっても、ナイジェリアは、アフリカ最大の人口国である。

CNNによると、この毎日新聞がリベリア人としている人物は、リベリアの財務省幹部で、米国籍をもち、ミネソタ州に自宅をもつ人物であるということが報道されているのを発見した。

またリベリアで治療にあたっていた男性医師と支援にあたっていた女性米国人2名が感染していたことも判明したという。うーん。私は、国境無き医師団への金銭的サポートくらいしかできないが、関係各位のますますの奮闘を願うしかない。

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