今朝の日経・朝刊の国際面に小さな記事が載っていた。ナイジェリアのボコハラムが、イスラム国のカリフを支持するという声明を映像で表明したという。
結局、イスラム国のカリフは、アルカイダ系の過激派のシンボルとなる様相を呈してきた。これで、多くのイスラム国は、カリフの存在を否定することになる可能性が高まったわけだ。とはいえ、まだまだどうなるかわからない。
オリーブ山便りの7月11日付けの「ガザで激しい攻撃を続けるイスラエル軍」に次のような記述がある。<ISISの動き>イラクで勢力を伸ばすISISは、ハマスと同じスンニ派だが、基本的にはつながりはない。今回もハマスを支援しないと表明している。ISIS自身は「イスラエルとの直接対決は、まずシリア、レバノンを制覇して、イスラム国を堅固にしてからになる。今は時ではない。」と語っている。しかしアルーツ7によると、ISISがガザからミサイルを発射する映像が流されており、言う事とすることに違いがある可能性もある。
世界中のイスラム原理主義組織をめぐる紛争と中東問題がリンクして、ますます混迷することだけは間違いない。
2014年7月14日月曜日
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