2014年7月1日火曜日

しれとこの森通信’14

年1回、北海道の斜里町から「しれとこの森通信」というパンフレットが送られてくる。かれこれ20年以上前に、知床を訪れた際、100平方メートル運動という知床の植林運動に寄付して以来のことだ。当時、世界自然遺産などというコトバもなく、知床半島は開発にさらされ、土地を買い戻して植林し、元の姿に戻そうではないか、という運動だった。

この時の北海道旅行は、亡き親父のちょっとだけ残された遺産を元に家族で旅させてもらったという経過がある。その遺産をほんのわずかだが、親父の供養の意味も込めて知床に寄付させてもらったのだった。だから、知床のどこかに、親父の木が育っているはずである。

今年のパンフレットには、この7月に知床自然センターの横に、この運動の公開コースがオープンするというニュースが載っていた。知床連山を望みながら、散策できるのだという。いいなあ。訪ねてみたいなあと思う。

初めて知床に入った時は、釧路から日本最長の直線道路経由で、尾岱沼のトドワラに向かい、羅臼から、松山千春の古い曲を聞きながら、知床横断道路をウトロに抜けた。すばらしい道だ。まさに北海道である。羅臼岳は北海道の山の中でもお気に入り中のお気に入りである。羊蹄山もいいし、利尻富士もいい。だが、羅臼岳もホント美しい。知床連山として見るのなら、網走側の小清水原生花園方面から眺めるのが最高かなと思う。

ああ、こんなことを書いていると北海道に行きたくなる。今年は3年担任で、文化祭準備や進路の仕事が大変だし、何より両肩が痛いので、旅に行けそうもないのだった。悲しくも充実した仕事の夏にするつもりである。(笑)

<斜里町・しれとこ100平方メートル運動HP>
http://100m2.shiretoko.or.jp/report/

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