2014年7月15日火曜日

朝日 本校野球部の記事


今朝の朝刊(朝日の大阪版)に本校の野球部の記事が載っていた。実は、昨日1回戦で逆転負けを喫してしまったのだ。

「控えの主将、止まらぬ涙」
1点を追う9回表2死1・3塁、最後の好機に代打に立ったのはH主将だった。新チーム発足時に監督から主将に指名された。控えだったが、視野が広く、部員をまとめる力があると判断された。打席に入る際、「みんなでつくってくれたチャンス。絶対期待にこたえよう」と気合を入れた。直球を狙ったが2球続けて空振り。3球目の変化球にバットが出ず、見逃し三振に終わった。

「毎日何百回も素振りをしたのに最後の球を振ることさえ出来なかった。なんで見逃したんだろう。みんなに申し訳ない。」試合後、そう言って泣きじゃくった。2番のF君は、「あいつが出て打てなかったなら仕方がない。そう思わせる最高のキャプテンだった。」とねぎらった。

…月曜授業ということで、応援に行ったのは野球部員と保護者の方々のみ。私も含めて本校関係者は応援に行くことができなかった。我が学年の夏の大会を見ることなく終わってしまったのだ。クラスのT君に、メールで報告してもらうよう依頼していた。結果がわかったのは5時間目の授業終了後だった。

…今日、可愛がっている普通科の野球部員たちに「ごくろうさん」と声をかけた。しかし、ついコトバが震えてしまう。残念で仕方がない。試合に出る選手はもちろん、応援に頑張る3年生たちをも応援したかった。だが、記事にあるように、素晴らしいドラマを彼らは体験したのだ。この経験を、これからの人生で活かしてくれれば、と思う。

今日の画像は、2回戦に持っていくはずだった保護者のみなさんがつくられた応援タオルである。監督のI先生に、いつも応援に行っているのでもらったものだ。大事に残しておこうと思う。

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