2013年2月15日金曜日

A君のD大合格

乾杯はちょっと豪華にエビス
2年生の夏から、世界史Bの補習をしてきたA君が、第一志望の難関、D大学に見事に合格してくれた。朝のうちに携帯電話にメールをくれたのだが、私の携帯はコートのポケットに埋もれたままだったので、その朗報を知ったのは17時半、同じクラスのT君の「スティグリッツの経済学」補習を終えてからだった。
いやあ、嬉しい。彼の受験に関われたことを誇りに思う。

本校の進学は、指定校推薦やAO入試など、受験戦争を勝ち抜くという雰囲気はあまりない。A君のいる文Ⅰの進学クラスでさえ、真面目に学習するが、受験戦争という追いつめられたような雰囲気はない。人間は弱い。どうしても環境に左右されるものだ。彼は休暇中などは予備校の講座にかよい、そういうヌルイ雰囲気を払拭してきたのだと思う。

だから、前任校のような進学校にいると皮膚呼吸するような受験の圧迫感をあえてつくり、孤独な中、頑張ってきたはずだ。だからこそ、余計尊いと思う。よかったたあ。報われたなあ。

メールで、「普段は飲まないビールで祝杯をあげるなあ。」と返信した。約束どおり、ちょっと豪華にエビスビールで乾杯。A君、おめでとう。

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