2年生のドッジボールの試合 |
球技大会は、いろいろなドラマを生みながら進んでいく。慣れない仕切りで生徒会の新役員は大変だったが、なんとかやり終えた。貴重な体験をしたと思う。グランドで行われた3年生の表彰式が終わった後、2年生の野球部に頼んでいた防球ネットの片づけを、何も指示していないのに3年生の野球部がさも当然に片づけていく。2年生の主将が体育館から駆け付けてくれた時には全部終わっていた。この辺、さすがである。主将には、「来年こんな感じでよろしく。」と言うと、ニヤッと笑って「ハイ。」
最近、体育会系の発想について考えている。本校のように強い運動部では、メンタル面が重要らしいことが、だんだんわかってきた。怒鳴られ、我を抑えられ、理不尽な練習を強いられることもある。それが、ここぞといった時に試合で発揮されるらしい。当然、仕事を頼んで嫌な顔ひとつしない。なるほどと思う。
個性尊重、自己主張を大切にしてきた前任校でのスタンスとは、ある意味180度違う。私自身は、責任ある行動さえとれれば、何事も自由に出来る方がよいと思ってきた。『人間は自由の刑に処せられている。』というサルトルのアフォリズムを常に口にしてきた。さてさて、体育会系的理不尽とどうアウフヘーベンするか…。じっくり考えているところである。
うーん、やっぱり、…ハリネズミかな。(笑)
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