朝の散策/静寂を絵に描いたような恵那峡 |
妻は、ただただ、のんびりしたいと言っていたのでよかったと思う。とにかく静かなところで、露天風呂に入っていると、トンビだか、ハヤブサだかわからないが、鳥が旋回していたりする。「足」がないので、近くを散策するくらいしかない。以前、同じ湯快リゾートで下呂温泉に行った時は、二人で卓球したり、カラオケしたりしたのだが、今回はひたすらのんびりしたかった。のんびりしすぎて、私は行きのバスから熟睡で、風呂入って熟睡、飯食って熟睡であった。妻は、TVで素敵な宿を紹介する番組を見ていた。「いいねえ。いいねえ。」と呟いている。(温泉宿で温泉宿の紹介番組を見てるって、かなりヘンだと思うが…。)
暇にまかせて、起きている時は、「狂気の偽装」と交換で、U先生に借りた「華族」(小田部雄次著・中公新書)を読んでいた。有馬記念の『有馬』の意味がわかったり、貴族院の流れも理解できた。近衛文麿や西園寺公望のスタンスなんかも理解できた。なかなか面白かった。
こうして、たまにのんびりするのもいい。結局帰りのバスでも熟睡してしまったのだった。
さて、明日は3年A組の現代社会と、受験につかわない日本史Bの最終授業である。学年末考査も近い。
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