ミニ国連/中国・クウェート・日本 |
議長が、テーブルベルを鳴らして審議開始。(こういうグッズが雰囲気を盛り上げる。アクティビティでは重要だ。)様々な質問が、アメリカや日本、アイスランドから次々と浴びせられる。ハイチの大統領は大変だ。
まず、雇用は現地なのか、先進国で引き取るのか。先進国に来るとなると様々な異文化共生の問題が出てくるではないか。また先進国の失業率が上がることは、マクロ経済的に結局経済を失速させるのではないか。
次に、資材とは、生産財をさすのか、設備投資をさすのか、あるいは途上国に工場立地をした場合の消費財なのかという質問もでた。さらに、途上国の「技術の集積」のなさを批判する質問もでた。
あるいは、この提案は、時限的なものなのか、恒常的なものなのか。
ハイチの大統領(彼女は大変聡明で前向きな生徒である)は四苦八苦していた。大混乱しつつ、結局、「途上国にスキルを与えて欲しい、これが最大の眼目である。雇用創出による富の再分配は二の次なのだ。」と答弁した。ハイチの他のメンバーは、「時限立法的なものでもいい。」と発言した。また中国からは、「60%は多すぎないか」という指摘。「3/5法案」だが、45%から60%の間でもいいと大統領は妥協もした。 時間も残り少なくなった。議長は「採決する!」と、またベルを鳴らした。2分間各国で審議。さて、その結果は…なんと、中国とアイスランド以外は賛成に回ったのだった。
ミニ国連/アメリカ・アイスランド・ハイチ |
さて、センター試験・倫理の結果は、あと1点というところで4年連続90点をのがしてしまった。まあ一生懸命やった結果だから仕方がない。受験は、これからが勝負である。
ところで、息子が昨年末に得たグッド・パートナーと共に、今日、成田からコペンハーゲン経由で「龍動」(林望センセイが、薩摩スチューデントの心象から、ロンドンをこう当て字している:12月30日付ブログ参照)へと旅立った。はたして「龍」になれるか。父親としては期待半分、不安半分…いや「3/5」かなというところである。
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