「地球家族」のブータンの写真(今回は使わないけど…) |
それは、「地球家族 世界30カ国のふつうの暮らし」という大きなグラビア本を、ミニ国連の参加国に私が決めた7カ国分コピー(白黒なのが悲しい。)することから始めた。この本は、ESDのフォトランゲージで様々に使われる有名な本で、30カ国の国々を回り、家の前で所有する様々なもの(家具や家畜、自転車などの交通手段、趣味の用品などとにかく出来る限りの品物)を置いて、家族が記念撮影するというもので、それぞれの国の文化(特に多くの国では宗教的なモノを家族が持っていたりして、面白い。)や、豊かさなどがよくわかる本なのである。私は上の画像、ブータンの写真が好きである。何もなく、ただただ仏具だけが大きく目立つ。家族の顔がいい。さすが国民総幸福の国である。ただし今回はミニ国連参加国ではないけれど…。
普通は、この写真を各グループに渡して、どこか考えさせる。こういうアクティビティをフォトランゲージというのだが、私は、この7枚の写真を5~6にハサミでバラバラにして1つの封筒に入れた。(当日は時間の短縮のため3つの封筒にしようと思っている。)これを無作為に生徒に引かせて、自分の仲間を探させるつもりだ。いつも、みんな必死で探すので案外早く仲間が見つかる。これで国分け(班分け)が完了である。
どこか考えさせて、簡単に紹介してから、ちょっと詳しい資料を配り、その国の国益も考慮に入れた「ミニ国連への提案」を考えさせようと思っている。おそらくミニ国連・1時間目はここくらいまでだと思う。
追記1:さて、今夜「風をつかまえた少年」が届いた。2010年11月20日第1刷である。新しい。よって2011年度のベスト本候補として、ゆっくり楽しんで読もうと思ったのであった。ところでフランス留学中のOGが、フランス語版を購入したらしい。なんか、すごくパッピーな気分である。OG,OBに告ぐ。非常勤講師さんに続いて、誰か英語版を購入して、コメントして欲しい。(笑)
追記2:スーダンの南部独立問題、新聞報道によると、アメリカがかなり主導権を握っているようである。北部政府も債務は我々が負担すると表明した。さてさて、どうなるか。人間の理性と善意が試されているような気分になるのは私だけだろうか。
追記3:2月19日に京大のアフリカ地域研究資料センター公開講座 「アフリカ研究最前線:生きる」に参加申し込みをした。アフリカの農業についての講座で、関西ではあまりこういう機会がないので、今から楽しみである。
「風をつかまえた少年」僕の方は今日、届きました。同時進行で読んでいる本が2冊ありますが、3冊目に追加します。英語版は日本のハードカバーと違ってペーパーバックで割安になってますね!他にドイツ語、韓国語、中国語版を見つけましたが、スペイン語版は見当たりません…。
返信削除Lily君にとっては、スペイン語版がいいよね。
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