2025年2月9日日曜日

京阪名に狂言を見に行く

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一時帰国している息子夫婦とともに、京阪奈プラザ(学研都市の国立国会図書館・関西館の近く)で行われた狂言を見に行ってきた。「佐渡狐」と「棒縛り」の二演目であった。ネタバレはよろしくないので、詳細は省くが、どちらも実に面白い演目であった。能楽から生まれている狂言の舞台は、バックに松があるわけで、「佐渡狐」はその能楽様式で演じられたが、「棒縛り」の方は、これが取り払われ、英語の字幕が出る演出だった。

外国人の観客もいたし、南京都の各市町の教育委員会が後援していることで、児童・生徒も少なからずいたので、この試みはいいなと感じた次第。ただ、演者の古典的なセリフが英語化されると、実に味気なく、おそらくその良さ・ニュアンスは伝わらないだろうなというのが感想。日本語は実に複雑な言語だということを改めて感じたのだった。

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