2024年8月8日木曜日

高校の先輩 憂歌団

https://www.sweetloveshower.com/
2014/report/2014/0831/5523.html
私は大阪人であるので、 70年代から80年代を中心に大阪で活躍したアーティストには特別の思い入れがある。何度かこのブログでも記してきたが、夫婦共々、上田正樹と有山じゅんじや加川良の大ファンであるのだが、バリバリのブルース、憂歌団も大好きである。(何度か生で木村充揮のLIVEを見た経験がある。)

先日、YouTubeで内田勘太郎を扱ったチャンネルを見た。憂歌団というと、”天使のダミ声”の木村充揮が有名だが、憂歌団はこの二人から始まった。なんとなく憂歌団が母校(大阪市立工芸高校)と関わりがあることは在学当時から知っていたが、この二人は、美術科の先輩であった。(私は、図案科で直の先輩ではないが…。)私が中一である1970年の母校の文化祭が憂歌団のスタートだというから、在学時期は重なってはいないものの、かなり近しい先輩にあたる。内田勘太郎はともかく、木村充揮が美術科、というのには違和感を感じてしまう。(笑)母校では、三学期に工芸展というイベントがあり、作品を展示するのだが、木村充揮は、どんな作品(油彩が多い)を描いていたのだろう。実に興味深い。https://www.youtube.com/watch?v=CFZfrKt-xGQ

さて、憂歌団の曲では、シカゴ・バウンドが最も好きな曲である。これぞブルースという凄みのある曲で、私は実際にシカゴに行った時、この曲の”匂い”を感じたものだ。シカゴは、大阪の姉妹都市であり、テネシー州のメンフィスから来た(おそらく)ブラック・ピープルの悲哀を見事に歌いあげている。ちなみに、メンフィスに帰るには長距離バスの方が安いし便も多いはずだ。ただ歌としては、”汽車に乗って”のほうが良いと思うが…。(笑)内田勘太郎のボトルネックの技が冴えわたる素敵な曲である。https://www.youtube.com/watch?v=Quo5PGtx5S0

ザ・エン歌も大好きな名曲である。ブルースなのに日本の演歌だと言われたら、それで十分通用する曲である。https://www.youtube.com/watch?v=EJBGCenXNgo

大阪ビッグ・リバーブルースも名曲。大阪を歌った曲は数多いけれど、上田正樹の”悲しい色やね”に匹敵するのは、この実に悲しい曲だろうと思う。https://www.youtube.com/watch?v=VjGafZoKXbY

その他にも、おそうじオバチャン、パチンコ~ランランブルースなどの激しめの楽しめる曲もある。木村充揮のステージは、独特の雰囲気があって楽しい。LIVE版にある”パチンコ組曲”などは、陽水やグランド・ファンクなんかのメロディーも登場してまさに木村充揮の真骨頂だといえる。

…ところで、このブログを推敲中に、日向灘の地震(M6弱)があって、津波警報も出ている。三崎は大丈夫だろうか。今のところ宇和海では、20cmほどらしいが…。

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