2024年8月9日金曜日

「聖書の同盟」を読む。

1週間前くらいから、妻の目の調子が悪くなって、近隣の眼科、さらに今日は総合病院での検査に同行してきた。総合病院は、待ち時間が長いので「聖書の同盟―アメリカはなぜユダヤ国家を支援するのか」(船津靖/KAWADE夢新書)を持参した。これは先日書店で購入した本のうちの1冊である。

このアメリカとイスラエルの関係については、様々な書籍でその理由が挙げられており、私も未知の領域ではないのだが、この本はまさに決定版と行って良い。著者は東大で社会学を修め共同通信のモスクワ・エルサレム・ロンドン特派員を経てニューヨーク支局長、編集・論説委員を務め、現在は大学で国際政治を教えている。この特派員時代に積んだ研鑽が半端ないといえる。旧約聖書のエキスをまとめたあとで、歴史的な事実を積み上げて、アメリカ、さらにイギリスも含めてその関係性を解き明かしていくのである。

タイトルの「聖書の同盟」は、まさにその骨子そのものである。以後、備忘録的にブログに書評を記していくつもりである。

ところで、妻は、かわいそうに左目だけで家事をこなしている。私もほんの少しだけれど、出来ること(ゴミ出しやベランダの野菜への水やりなど)は手伝っている。バイクや車を運転できない妻に代わって、買い物にも行ったりしているのであった。こういう時こそ、”夫婦の同盟”なのだ。(笑)

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